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【検証】有馬記念の人気投票上位馬と実際の戦績

有馬記念はファン投票で出走馬が決まる特別なレースです。人気投票上位馬は実際に好成績を残しているのか、それとも人気先行なのか。歴代の有馬記念を振り返り、戦績データや例外的な事例をもとに検証します。

有馬記念の人気投票上位馬の戦績まとめ

過去10年の投票一位
有馬記念の出走馬はファン投票によって決まります。
人気投票で最上位に入る馬は1番人気になることが多く、有馬記念は1番人気馬や人気投票上位馬の戦績が良いです。


一方で、戦績はそこまで優れていないのに人気投票上位馬になるアイドルホースも存在します。
歴代の有馬記念を振り返り、人気投票上位馬の戦績をまとめました。


人気投票1位の戦績

馬名 年代 単勝人気 着順 備考
キタサンブラック 2016年 2番人気 2着
キタサンブラック 2017年 1番人気 1着
レイデオロ 2018年 1番人気 2着
アーモンドアイ 2019年 1番人気 9着
クロノジェネシス 2020年 1番人気 1着
エフフォーリア 2021年 2番人気 5着
タイトルホルダー 2022年 2番人気 9着
ジャスティンパレス 2023年 1番人気 4着

ファン投票3位
1位イクイノックス、2位リバティアイランドは未出走

ダノンデサイル 2024年 2番人気 3着

ファン投票2位
1位のドウデュースは未出走

レガレイラ 2025年 1番人気 4着


直近10年を振り返って

直近10年で人気投票最上位の馬が2勝しています。
一方で人気投票最上位で1番人気ではない場合、直近10年で該当馬が4頭もいて1着が1度もありません。
人気投票上位なのに馬券が売れていない場合、実力以上に人気が集中しているか状態が万全ではないケースが多いです。


実績不足でも人気上位の事例

有馬記念はファン投票で出走馬が決まります。
基本的にその年に結果を残した馬が人気上位になりますが、能力や実績が足りなくてもファンの心を掴んで人気上位に入るケースもあります。
これまでの有馬記念で、ファン投票の恩恵が大きかった馬の事例をまとめました。


トウカイテイオー

1993年の有馬記念でファン投票1位を獲得しました。
前年の有馬記念は11着に大敗し、1993年は怪我で未出走、約1年の休み明けで有馬記念に挑みます。


当時の技術では長期休み明けで仕上げることが非常に難しく、追い切りの動きもイマイチでした。
それでも単勝4番人気まで買われ、レースでは見事1着になって奇跡の復活を果たした伝説のレースです。


ツインターボ

1993年と1994年にファン投票で有馬記念に選出されています。
G3を3勝した実績があるものの、G2以上では好走していません。


残念ながら能力不足と言わざるを得ませんが、ではなぜ人気投票で上位に食い込んだかといえば、あまりにも大胆な大逃げがファンの心を掴んで人気を集めていたためです。
有馬記念は2年連続で大敗していますが、大舞台でもいつも通りの大逃げでレースを盛り上げていました。


2025年は歴代最多投票

2025年度の投票数
2025年の有馬記念は史上最多の685万票が寄せられました。
1位のレガレイラは61万2,771票で歴代最多記録を更新しています。


同年の10~12月に放送された日曜劇場「ザ・ロイヤルファミリー」の影響が大きかったようで、馬券の総売上も歴代8位を記録しました。
有馬記念のファン投票は2020年からインターネット投票のみに限定され、投票用紙は廃止されています。
ファン投票をした人の特典では13種類の中から計100万円分の選べる賞品が用意されるなど、特典を工夫している影響も大きいです。


有馬記念は競馬ファンを最優先に考えられたドリームレースです。
2025年に70回目を迎えたビッグレースは、お客様ファーストの精神を貫いて現在も進化を遂げています。


2026年はさらに期待?

2025年の有馬記念は、昨年覇者のレガレイラが参戦して人気投票1位になりました。
しかし、最強メンバーが集まったとは言い切れないメンバーでした。


クラシック世代が非常に強い年で、結果的に有馬記念は皐月賞馬のミュージアムマイルが制しています。
そのミュージアムマイルも本来は2,400m以上の距離ならダービー馬のクロワデュノールや天皇賞(秋)を制してジャパンカップも2着だったマスカレードボールに劣る評価です。


仮にですが、2026年の有馬記念で最強と呼ばれている4歳世代の人気上位馬が集合して、クラシック世代からもスターホースが現れれば、更なる盛り上がりを見せるでしょう。
ファン投票の時点から、次の有馬記念に注目です。